歯周ポケットとは?深くなる原因と治療・予防
歯科医院で「歯周ポケットが深い」と言われると、不安になる方もいるでしょう。歯周ポケットとは、歯と歯ぐきの境目にある溝のことです。歯ぐきに炎症が起きたり、歯を支える組織が失われたりすると、溝が深くなることがあります。
深くなる原因は?
歯周病の主な原因は、歯に付着するプラーク(歯垢)です。磨き残しが続くと歯ぐきに炎症が起き、腫れや出血が見られることがあります。プラークが硬くなった歯石は、歯ブラシでは取り除けません。
歯ぐきの腫れで一時的に溝が深く測定される場合もあります。一方、歯周病が進行して歯を支える組織や骨が失われると、歯周ポケットが深くなることがあります。深さだけで状態が決まるわけではないため、出血や骨の状態なども合わせて確認します。
歯科医院で行う検査と治療
歯科医院では、目盛りのついた器具でポケットの深さを測り、出血や歯石の付着、歯の揺れなどを調べます。必要に応じてレントゲンで、歯を支える骨の状態も確認します。
治療では、歯磨きの方法を確認し、歯ぐきの上やポケットの中に付着したプラーク・歯石を取り除きます。状態によっては複数回の処置や追加の治療が必要です。腫れが一時的に治まっても、歯石などが残っていると再発することがあるため、治療後の確認も大切です。
自宅でできる予防とケア
歯と歯ぐきの境目に歯ブラシを当て、力を入れすぎず丁寧に磨きましょう。歯ブラシだけでは汚れが残りやすい歯と歯の間には、フロスや歯間ブラシも役立ちます。使い方やサイズに迷ったら、歯科医院で相談してください。
出血が続く、歯ぐきが腫れる、膿が出るなどの症状がある場合は、早めに歯科医院を受診しましょう。歯周病は初期には気づきにくいことがあるため、症状がなくても定期的に検診を受けることが大切です。治療後も自宅でのケアと定期的なメンテナンスを続けましょう。
歯周ポケットの深さは、お口の状態を知るための手がかりです。検査結果について気になることがあれば、歯科医師に確認してみてください.